AI(人工知能)の活用で今、米シアトルが活気を帯びている。シアトルとその周辺の都市圏に、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、グーグルやフェイスブック、中国のテックジャイアントなどAI関連の大手企業とそのエンジニアが集積し、スタートアップが続々と起業するエコシステムが出現した。1回目となる今回は、AI活用を検討する日本企業がシアトルに注目すべき5つの理由を紹介する。

AI企業が集積し始めたシアトル市内
AI企業が集積し始めたシアトル市内

 米シリコンバレーから北に約1400キロメートルに位置する米ワシントン州シアトル市とその周辺も含めたシアトル都市圏(以下シアトル)。太平洋を隔てて日本から最も近い米国の大都市であり、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、スターバックスの本社、ボーイングの主要工場などがあることはご存じの方も多いだろう。