チキンラーメンの60周年となる2018年度に「過去最高売り上げ」という大目標を掲げた日清食品。そのために同社は、正統派で通してきた「チキンラーメン」のブランドコミュニケーションの変革を決断。その先駆けとなったのが、正統派女優の新垣結衣が“生”のチキンラーメンにかぶりついたCMだった。第1回「『ひよこちゃん』が豹変! その裏に日清食品安藤社長の危機感」に続き、安藤徳隆社長がその挑戦の全てを明かす(以下、太字は安藤社長のコメント)。

テレビCM「0秒チキンラーメン 篇」では正統派女優の新垣結衣が「ゆいちき」というYouTuber(ユーチューバー)のようなネット動画クリエイターにふんし、“生”のチキンラーメンにかぶりついた
袋麺市場が縮小傾向の中、日清食品はどうやってチキンラーメンの過去最高売り上げを達成するのか。同社は「プレ60周年」をうたい、17年からさまざまな施策を仕掛け、2年がかりで盛り上げる作戦を展開した。
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