来春には2期連続で過去最高の営業利益を達成するのが確実視されるなど、ソニーの業績が好調だ。けん引するのは「ゲーム事業」と、スマートフォン向けイメージセンサー(CMOS)が主力の「半導体事業」。しかし、目立たないが、最近のソニーの業績を下支えし、かつ将来の可能性を期待されている事業がある。それが、ソニーのアニメ事業だ。ソニーの中でのアニメ事業の位置付けやその特徴、今後の展開などを追った。

東京・港のソニー本社
ソニーの2017年度(18年3月期)の連結営業利益は前年度比155%増となる約7349億円に達し、20年ぶりに最高益を更新した。連結売上高も、8兆5440億円と前年度比12.4%増の大幅な増収である。
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