中国のAI(人工知能)業界へは猛烈な勢いで資金が投入されている。中国の技術、経営動向調査を手掛けるイーパオディング(東京・江東)社長の唐徳権氏に中国のAIユニコーン企業7社を調査してもらったところ、2018年8月までに合計で33.5億ドル(約3685億円)の資金調達をしていることが明らかになった。各社はどんな企業なのか、技術・製品開発や資金調達の動向をまとめてもらった。

北京・中関村(写真)ほか、中国にはテクノロジーの集積地が次々と生まれている
北京・中関村(写真)ほか、中国にはテクノロジーの集積地が次々と生まれている

 世界に類を見ない膨大なデータを基に、ディープラーニングなどの先端AI技術を駆使してさまざまなビジネスに利活用する中国のベンチャー企業。2012年以降、ディープラーニングなどのAI技術は、画像認識、音声認識、言語処理などの領域で急速な進展を遂げ、ついにAI発展の“高速道路”に入り、その利活用が一気に拡大してきた。中国AIブームの中で、独自の技術を持っているAI企業は、急速に成長している。

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