デジタル化で激変する中国、無人店舗やキャッシュレス社会は日本の未来を先取りした姿なのか──。中国IT企業の動向に注目が集まるが、非国有企業ではアリババ集団、騰訊控股(テンセント)に次ぐ時価総額3位である中国・平安保険の存在は、日本ではあまり知られていない。その強みは驚くほど熱い顧客からの支持だ。その理由を、エクスペリエンスデザインカンパニーのビービット(東京・千代田)東アジア営業責任者である藤井保文氏に4回にわたる寄稿で解説してもらう。

中国・上海にある平安保険のオフィス
中国・上海にある平安保険のオフィス

 とある保険企業が、顧客志向経営によって、2017年の1年で時価総額を倍にし、約21兆3000億円にまでなっている。

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
この記事をいいね!する