
- 全5回
マツキヨに学ぶブランド再生術
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- 第1回
- 2018.08.16
「マツキヨ」らしさを取り戻せ リブランディング始動の舞台裏 2016年度に売上高で22年ぶりに首位から陥落したマツモトキヨシホールディングス。ユニークな広告宣伝活動や店舗設計で“指名来店”を誘ったドラッグストアの雄は、岐路に立たされている。創業家で常務取締役を務める松本貴志氏の号令の下、もう一度、強みである「楽しさ」「驚き」「斬新さ」のあるブランドへの回帰に乗り出した。1兆円企業を目指し、反転攻勢にのろしを上げたマツキヨからブランド再生術を学ぶ。 -
- 第2回
- 2018.08.17
SNSで売上高10倍 レッドブルより売れるマツキヨのエナジー飲料 PB(プライベートブランド)の刷新を足掛かりに、リブランディングを進めるマツモトキヨシ。特集の2回目は刷新によって売り上げが急増した商品と、逆に減少に転じた失敗例を紹介する。失敗は必ずしも悪ではない。売り場を持つ強みを生かし、短期間で商品を作り、販売実績を基にPDCA(計画、実行、評価、改善)を素早く回すことで、ダメージを最小限に抑えてヒット商品を生み出している。 -
- 第3回
- 2018.08.20
世界的な広告賞も!「体験」を売るマツキヨのトイレットペーパー マツモトキヨシホールディングスがデザイン面でも評価されている。「matsukiyo」ブランドのトイレットペーパーが海外の有名デザインアワードを相次ぎ受賞したからだ。街中で持ち歩くことが楽しく、見た人の気持ちも明るくなるデザインにして、トイレットペーパーの新たな体験につなげた。製品の機能を訴求しないデザインは、従来のマツモトキヨシでは考えられなかった。 -
- 第4回
- 2018.08.22
マツキヨPBバカ売れ 成功への開発プロセス SNSで話題を呼んでバカ売れとなったエナジー飲料から、世界的な権威のあるデザイン賞を総なめにするトイレットペーパーまで、幅広いジャンルでヒット商品を生み出しているマツモトキヨシホールディングス(HD)のPB(プライベートブランド)「matsukiyo」。特集の第4回ではリブランディングに成功したマツキヨのPB戦略を大解剖し、成功への開発プロセスの全容を明らかにする。 -
- 第5回
- 2018.08.23
マツキヨ松本常務が語る 小売店のブランドを再生させる方法 PBの刷新を足掛かりに、リブランディングを進めるマツモトキヨシホールディングス。最終回はマツキヨHD常務取締役の松本貴志氏のインタビューを掲載する。リブランディングは、松本氏がマツキヨから「革新性」や「卓越性」が失われていることに危機感を覚えたことが発端となった。そこで、松本氏に経営戦略におけるブランドの重要性や、PBのリブランディングで苦労した点、それを乗り越えるために取り組んだ施策などについて聞いた。