2016年度に売上高で22年ぶりに首位から陥落したマツモトキヨシホールディングス。ユニークな広告宣伝活動や店舗設計で“指名来店”を誘ったドラッグストアの雄は、岐路に立たされている。創業家で常務取締役を務める松本貴志氏の号令の下、もう一度、強みである「楽しさ」「驚き」「斬新さ」のあるブランドへの回帰に乗り出した。1兆円企業を目指し、反転攻勢にのろしを上げたマツキヨからブランド再生術を学ぶ。

マツモトキヨシホールディングスはブランドの再生に向けて、PBのリブランディングを進める
17年から18年にかけて、世界的に権威のある広告やデザインのコンテストで賞を総なめにしている日本のブランドがある。マツモトキヨシホールディングス(HD)が手掛けるPB(プライベートブランド)「matsukiyo」だ。
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