日経クロストレンドはヤフーの協力を得て、65万店を超える出店者を抱え、2億8000万超の商品を取り扱うヤフーのECモール「Yahoo!ショッピング」の2018年8月の購買データをランキング化した。また、エム・データ(東京・港)の持つテレビデータと併せて分析。ドライブレコーダーの売り上げが12倍に伸びた背景には、あおり運転に関する事件報道が多数あることがうかがわれた。
下表は前月は販売実績がなかったものの、18年8月に急激に販売数が増加した商品のランキングとなっている。注目は12位の「6本入り 復旧の酒 獺祭 島耕作 720ml」だ。同商品は西日本の豪雨災害時に、蔵元である旭酒造(山口県岩国市)の浸水被害や停電などによる影響で、「獺祭」ブランドとしては発売できなくなった酒をチャリティーとして発売した商品だ。山口県出身の漫画家・弘兼憲史氏の協力を得て、同氏の代表作である「島耕作」シリーズとコラボレーションする形で発売された。
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