キリンビールが手掛けるクラフトビールブランド「グランドキリン」シリーズでは、約2カ月に1度のペースで季節限定の商品を発売している。「ギャラクシーホップ」「十六夜の月」「梟の森」など、季節の移ろいを思わせるネーミングとユニークなパッケージデザインが特徴だ。そんな同シリーズで、2018年4月の酒税法改正に合わせてつくった商品が、同年4月発売の「ひこうき雲と私 レモン篇」と同年6月発売の「雨のち太陽、ベルジャンの白」だ。ビールの定義拡大で使用できるようになったフルーツピールを使い、今までにない個性豊かな味わいを実現したという。

キリンビールのクラフトビールブランド「グランドキリン」の季節限定フルーツビール「ひこうき雲と私 レモン篇」(左)と、「雨のち太陽、ベルジャンの白」(右)。2018年4月の酒税法改正によって使用できるようになったフルーツピールで特徴を出している。まるで小説のタイトルのように、世界観のあるネーミングが特徴、価格はオープン(写真提供:キリンビール)
キリンビールのクラフトビールブランド「グランドキリン」の季節限定フルーツビール「ひこうき雲と私 レモン篇」(左)と、「雨のち太陽、ベルジャンの白」(右)。2018年4月の酒税法改正によって使用できるようになったフルーツピールで特徴を出している。まるで小説のタイトルのように、世界観のあるネーミングが特徴、価格はオープン(写真提供:キリンビール)

 2つの商品のネーミングに共通しているのが「小説風」という新たなキーワードだ。小説のタイトルには、聞き手にストーリーを想像させる、余白のあるものが多い。ビールも同様に、味わいや飲食シーンを想像させる名前にすることで、普段はビールを飲まないような人でも思わず手に取りたくなるようなパッケージを目指した。キリンビールの企画部・白石大悟氏は「15年7月に発売したギャラクシーホップのヒットをきっかけに、想像させるネーミングの良さに気づいた」と話す。

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