
- 全14回
「76世代」に新事業創造を学ぶ
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- 第1回
- 2018.07.11
メルカリとZOZOが世界進出 2人の経営者の共通点 日本発のデジタル事業で世界に挑む──。メルカリとスタートトゥデイの両社トップはこのほど、強い決意を表明した。インターネット、AI(人工知能)、IoTなどの浸透で大きな変革期にある最中、どうやって新たな事業の種を見つけて育てていくのか、そして新たな市場を創造するのか、彼らに学ぶ点は多い。 -
- 第2回
- 2018.07.18
津田大介、グリー共同創業者山岸氏に聞く 成功を勝ち取る嗅覚 一時代を築き今も活躍するネット起業家「76(ナナロク)世代」に新事業創造の秘訣を聞く特集の第2回。グリーの共同創業者で、現在は慶應義塾大学発のベンチャーキャピタルである慶應イノベーション・イニシアティブ(東京・港、KII)社長を務める山岸広太郎氏(1976年4月7日生まれ)。雑誌編集者、ウェブ開発、ウェブメディアの編集長を経て、ベンチャー起業家に転身した異色の経歴の持ち主だ。PC向けSNSとして始まったグリーが、当初は「全くうまくいかず」という状況から、どうやって成功を収めるまで至ったのだろうか。津田大介が聞く。 -
- 第3回
- 2018.07.18
伸びる事業、どう見極め 津田大介とグリー共同創業者山岸氏が語る グリーが幾多の窮地を乗り越えて成功をつかんだ秘訣は、トレンドを予測し、その波に乗り続けることにあった。グリーの成長を内側から支えてきた共同創業者の山岸広太郎氏は今、大学発のベンチャーキャピタルに軸足を移している。ベンチャーキャピタリストとして、「伸びる事業」をどう見極めているのか。津田大介が聞く。 -
- 第4回
- 2018.07.23
文学青年の人生を変えたビットバレー Fringe81田中CEO・津田大介 平家物語を専攻していた文学部生が、雑誌「ワイアード」、孫正義氏、ビットバレーブームに感化されてインターネット業界のベンチャー企業へ。そんな田中弦氏は次々と新規事業に携わり、2005年に創業して13年にマネジメントバイアウトしたネット広告事業のFringe81を17年6月に東証マザーズへ上場させた。新規事業を成功させる秘訣は何か。津田大介が聞く。 -
- 第5回
- 2018.07.23
起業家が追う「シグナル」 Fringe81田中CEOに津田大介が聞く 2005年に創業した広告事業のFringe81を17年6月に東証マザーズへ上場させたCEOの田中弦氏は今、HRテック領域の新サービス「Unipos」に注力している。津田大介が「根っからの起業家」と評した田中氏は、「世の中のさまざまな出来事を考えて、シグナルを発見して、どうしたらビジネスにできるか」を常に考えていると語る。 -
- 第6回
- 2018.07.26
上場、赤字転落からつかんだ転機 ドリコム内藤社長・津田大介 京都大学在学中にドリコムを起業し、わずか4年3カ月で東証マザーズへ上場させた内藤裕紀氏(1978年7月7日生まれ)。時価総額1000億円企業の社長として時代の寵児となった内藤氏は、一転して窮地に立たされる。幾多の苦境を乗り越え、新規事業を成功させてきた秘訣は何か。津田大介が聞くインタビュー前編。 -
- 第7回
- 2018.07.26
「起こり得る未来」を因数分解で見極める ドリコム内藤社長に聞く 事業転換を繰り返し、幾多の苦境を乗り越えてきたドリコム社長の内藤裕紀氏は、「起こりうる未来」を見極め、新規事業の種を見つけてきた。内藤氏はその秘訣を「因数分解し、共通項を見つけ出すことにある」と話す。その意味を津田大介が聞くインタビュー後編。 -
- 第8回
- 2018.07.31
激変10年、ミクシィに吹いた逆風 笠原健治氏×津田大介 1997年、東京大学在学中に求人情報サイトを立ち上げ、2004年に開始した「mixi」で日本にSNSを根づかせたミクシィ創業者の笠原健治氏(1975年12月6日生まれ)。08年米フェイスブックが日本市場に参入した際には、国内最大のSNSとして迎え撃つ立場だった。激変の10年間をどう過ごしたのか、13年にミクシィ社長を退任した笠原氏の心の奥底を津田大介が掘り下げる。 -
- 第9回
- 2018.07.31
社長退任から5年、ミクシィ笠原氏「今が一番楽しい」そのワケ 一時代を築いたインターネットサービスの起業家「76(ナナロク)世代」の代表的存在である、ミクシィ創業者の笠原健治氏は、2013年にミクシィ社長を退任。彼は今、一人のクリエイターとして再び新規事業を立ち上げた。アプリ「家族アルバム みてね」を武器に世界進出を狙っている。笠原氏はなぜ家族アルバムアプリに可能性を見いだしたのか。津田大介が聞く。 -
- 第10回
- 2018.08.08
カヤック柳澤大輔CEO アイデアの源泉は2時間×3本のブレスト漬け 1998年、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)時代の友人たちとカヤックを創業した柳澤大輔CEO(1974年2月19日生まれ)。創業当初から「面白法人」を標榜し、前例のない数々の企画を生み出してきた柳澤氏の経営者としての原点は「会社とは何か」という疑問にあったという。2014年12月に東証マザーズに上場し、広告企画・制作、ソーシャルゲーム、コミュニティーを主力事業とする今も、面白さを生み出し続ける原動力はどこから生まれてきているのか。津田大介が聞く。 -
- 第11回
- 2018.08.08
GDPを補完する豊かさの指標を鎌倉で カヤック柳澤大輔×津田大介 20年前、「会社はもっと面白くて自由でいい」という価値観から始まった面白法人カヤック。CEOの柳澤大輔氏は、カヤックが20年かけて培ってきた「豊かな働き方」を社会に還元すべく、「鎌倉資本主義」に取り組んでいる。経済指標を補完する新たな豊かさの指標とは何か。津田大介が聞く。 -
- 第12回
- 2018.08.20
新規事業は失敗の連続、士気をどう維持?76世代経営者お悩み相談 マーケティングとイノベーションを推進する人を応援する日経クロストレンドでは、大企業で新規事業開発を担う人を取材する中で、さまざまな苦労、悩みを聞いてきた。そこでよく聞く6つの悩みについて、20代から新規事業開発にまい進してきた76世代の5人の経営者に助言をもらった。トレンドに乗った急成長や想定外の失速など、さまざまな経験に基づく貴重な金言だ。 -
- 第13回
- 2018.12.14
チームラボ猪子氏、デジタルアート「ゲテモノ扱い」一転した契機 デジタルアートのトップランナーとして注目を浴びるチームラボ猪子寿之代表も、同社のソリューション事業が成長する中、情熱を傾けるアートが一向に評価されない「暗黒の10年間」を過ごしたという。その状況を一変させ、アートの「出口」を生み出す転機となったのは、何だったのか。津田大介が聞く。 -
- 第14回
- 2018.12.14
チームラボ猪子代表×津田大介 アートで世界の価値観を変える 巨大デジタルアートミュージアム「森ビル デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」を手掛けるチームラボ猪子寿之代表は、模索してきた「出口」となるこの施設が、美の概念を拡張し、価値観を変えていくと話す。100年先を見据えるという猪子氏はどこへ向かうのか。津田大介が聞く。