事業転換を繰り返し、幾多の苦境を乗り越えてきたドリコム社長の内藤裕紀氏は、「起こり得る未来」を見極め、新規事業の種を見つけてきた。内藤氏はその秘訣を「因数分解し、共通項を見つけ出すことにある」と話す。その意味を津田大介が聞くインタビュー後編。

ドリコム 代表取締役社長 内藤裕紀氏
津田 ドリコムを見ていると、上場企業になってからも要所要所での転換が早く、「機を見るに敏」という印象を受けます。
内藤 「常に発明を産み続けよう」を会社のミッションとしているので、社内でも新しいことを始めることに強い後押しがあるんですよ。
津田 その「新しいこと」を見つける上で、どういう点を重視していますか。
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