
エンターテック
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- 第19回
- 2023.06.07
360度から音が降り注ぐ360 Reality Audio 配信ライブでも実用化 MTVジャパンやユニバーサルミュージックなどで新規事業開発を担ってきた鈴木貴歩氏が、エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探る連載。今月は、ソニーが2019年に開発した音響フォーマット「360 Reality Audio」に迫ります。この技術は22年末に、リアルタイム配信にも対応。23年1月には宇多田ヒカルさんの配信ライブが行われました。進化の経緯を担当者に聞きます。 -
- 第18回
- 2023.04.12
レグザ最新テレビ 映像に合わせ画像処理、人の位置もセンサーで 8Kや有機ELといった次世代キーワードが騒がれている現在のテレビ市場。そのなかで、2022年の家電薄型テレビのメーカー別販売台数において、市場シェア1位を獲得したのがTVS REGZA(元・東芝映像ソリューション)の「レグザ」です。注目すべきは最新機種などに搭載する、高画質映像処理エンジンの「レグザエンジンZRα」。人間の感性を持ったかのような映像解析能力を備えるAIエンジンで、22年の発表以降、進化を続けています。どんなことが実現可能となっているのでしょうか。 -
- 第17回
- 2023.03.23
きっかけは本田圭佑 アスリートや著名人の「声の配信」NowVoice MTVジャパンやユニバーサルミュージックなどで新規事業開発を担ってきた鈴木貴歩が、エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探る連載。今月は、新機軸の音声サービスに迫ります。音声市場が盛り上がりを見せるなかで、各界の第一線で活躍する人たちの音声が月額980円で聴き放題となるサービスが、2021年にスタートした「NowVoice」(ナウボイス)です。本田圭佑、ダルビッシュ有、杉山愛といった多彩なアスリートをはじめ、古舘伊知郎、亀山敬司(DMM会長)など約160名が参加しています。 -
- 第16回
- 2023.02.24
タレント写真の広告起用を月額制で 撮影には本人の提案も生かす 近年、広告の分野においても、新たなビジネスモデルが生まれてきています。そんななかで、契約したタレントの写真素材が月額制で使い放題になるサブスク的な仕組みや、一元管理できるプラットフォームといった技術を導入しているのが「ビジネスブースト」。このサービスに登録しているタレントは、小泉今日子、内藤剛志、的場浩司など、18名以上の知名度の高い名前が並びます。 -
- 第15回
- 2023.02.06
画像生成AIに「浮世絵風のマイケル・ジャクソン」と入力したら… 近年、様々なジャンルでAIの活用が進んでいます。そのなかで注目を集めているのが「画像生成AI」です。今や、テキストを打ち込むだけで、AIが自動的にイラストや画像を作成してくれるまでに進化を遂げ、そのクオリティーも飛躍的に上がっています。国内でも、その画像生成モデルを元に開発されたサービスが続々と誕生しています。その1つである、「AIピカソ」を開発したAIdeaLab代表取締役の冨平準喜氏に、話を聞きました。 -
- 第14回
- 2022.12.14
顔認証チケットBioQR 電波障害に無関係、セキュリティーも安心 エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探る連載。今月は「顔認証チケット」に迫ります。音楽ライブのチケットが紙から電子へと進化を遂げるなか、近年注目を集めているのが、顔認証チケットです。その目的は、音楽界の長年の課題であるチケットの不正転売対策。購入者と入場者の顔を一致させることで、転売目的の購入を防ぐことを目指します。電子チケットの発行枚数で日本トップクラスの実績を誇るplaygroundが開発したのが生体認証技術「BioQR」。誰でも簡単に使えるだけでなく、導入した主催者側の負担やコストも抑えられると、「good digital award 2022」(デジタル庁主催)も受賞しました。 -
- 第13回
- 2022.11.16
知恵と知識で競う「ファンタジースポーツ」 エンタメにも拡大中 エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探る連載。今月は海外発のシミュレーションゲームに迫ります。海外で人気を集め、日本でもにわかに注目されているのが「ファンタジースポーツ」。実際に行われるスポーツの試合を対象に、自分の好きな選手を集めて架空のオリジナルチームを作って友人たちと競い合う、シミュレーションゲームです。今年4月から国内で本格展開を始め、スポーツだけでなく、映画、音楽といったエンタメも対象に展開しているのが「なんでもドラフト」。同社の代表取締役の森井啓允氏に話を聞きました。 -
- 第12回
- 2022.10.24
エンタメのチケットもサブスクで recriは新作との出合いを演出 様々なサブスクリプションサービスが広がるなか、新たなタイプのサービスとして注目されているのが2021年4月にスタートした「recriレクリ」。ユーザーの価値観や好みをデータ分析した上で、本人が興味を持ちそうな映画、舞台、音楽、アートなどのチケットが毎月届くというサービスです。同社で代表取締役を務める栗林嶺氏に話を聞きました。 -
- 第11回
- 2022.09.06
AI音声合成、既存の録音からも作成可能に 広がる音声市場に対応 音声市場が熱を帯びるなか、AIを活用した音声合成も注目度が上がっています。なかでも、光学機器メーカーのHOYAの「ReadSpeaker」は、世界約65カ国の計1万社以上で導入されている、AI音声合成サービスです。同社でReadSpeaker部門のCEOを務める太田光昭氏に話を聞きました。 -
- 第10回
- 2022.07.05
動画発注サービス「VOM」 著名人のオリジナル動画を贈り物に コロナ禍において盛り上がりを見せるソーシャルギフト市場のなかで、有名人からのサプライズ動画メッセージを依頼できるサービスとして話題なのが「VOM(ヴォム)」です。昨年7月にローンチされ、お笑い芸人、アスリート、YouTuberなど約200名が登録。彼らに約1分のオリジナル動画を作成してもらうことができます。運営を行う、Wunderbar代表取締役の長尾慶人氏に話を伺いました。 -
- 第9回
- 2022.06.28
AVATARIUM ワンストップでアバター作成、加工の自由度も魅力 最近、3次元の仮想空間であるメタバースがトレンドワードとなり、様々な企業が続々と参入を発表しています。そこで重要性が高まっているのがアバターと呼ばれる、自分の分身のようなキャラクター。それを簡単に作成できると話題なのがアバターの自動生成システム「AVATARIUM」(アバタリウム)です。運用などを行うPocket RD代表取締役の籾倉宏哉氏に話を伺いました。 -
- 第8回
- 2022.06.15
mysta アプリでオーディション開催、企業と組み活動の場も確保 近年、様々な形でオーディションが盛り上がりを見せています。そのなかで注目を集めているのが、オーディションエンタメアプリの「mysta」です。アイドル、モデル、俳優などのオーディションをアプリ上で定期的に開催。動画を投稿することで誰でも参加でき、審査はユーザー投票が中心となって行われています。また、メディアや事務所などともタッグを組み、テレビなどにひけをとらない大規模オーディションを開催しています。 -
- 第7回
- 2022.05.02
聴き放題オーディオブックが会員数4倍に成長 ナレーターが絶妙 音声市場が盛り上がりを見せるなか、2015年から日本で運営されているオーディオブック・サービスが、「Amazonオーディブル」(以下、オーディブル)です。ビジネス書、現代文学、ライトノベル、洋書などのオーディオブックに加え、最新のニュース、経済、お笑いなどを扱うポッドキャストも楽しめます。1月末からは、オーディオブックの聴き放題サービスもスタート。アマゾンジャパン合同会社オーディブル事業部 ビジネス・アフェア カントリーマネージャーの逢坂志麻氏に話を伺いました。 -
- 第6回
- 2022.03.10
音源数79万点 版権フリーの音源サブスク「Audiostock」が好調 YouTubeやTikTokをはじめとした動画市場が盛り上がるなか、周辺サービスも存在感を見せ始めています。なかでも、動画に付けるBGMや効果音といった音楽作品を販売するプラットフォームとして、国内最大規模を誇るのが「Audiostock」。2013年にサービスを開始し、クリエーターから音源を募り、現在取り扱う音源数は79万点を超えます。運営を行う、オーディオストック代表取締役社長・西尾周一郎氏に話を伺いました。 -
- 第5回
- 2018.11.29
転売防止だけではない「電子チケット」の可能性 MTVジャパンやユニバーサルミュージックなどで、次世代の“エンタテインメント×テクノロジー”の新規事業開発を担当してきた鈴木貴歩が、エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探ります。第5回は「電子チケット」について取り上げます。 -
- 第4回
- 2018.11.27
未来の作家を生み出す場となる「チャット小説」 MTVジャパンやユニバーサルミュージックなどで、次世代の“エンタテインメント×テクノロジー”の新規事業開発を担当してきた鈴木貴歩が、エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探ります。第4回は「チャット小説」について取り上げます。 -
- 第3回
- 2018.10.24
「プレイリスト」 ヒット曲の新たな震源地となる MTVジャパンやユニバーサルミュージックなどで、次世代の“エンタテインメント×テクノロジー”の新規事業開発を担当してきた鈴木貴歩が、エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探ります。第3回は「プレイリスト」について取り上げます。 -
- 第2回
- 2018.10.18
「ブロックチェーン」技術を使ってアーティストを育成 MTVジャパンやユニバーサルミュージックなどで、次世代の“エンターテインメント×テクノロジー”の新規事業開発を担当してきた鈴木貴歩が、エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探ります。第2回は「ブロックチェーン」について取り上げます。 -
- 第1回
- 2018.07.19
「バーチャルYouTuber」 架空のキャラになりきって動画配信 MTVジャパンやユニバーサルミュージックなどで、次世代の“エンタテインメント×テクノロジー”の新規事業開発を担当してきた鈴木貴歩が、エンターテックの最新キーワードとキーパーソンを探ります。第1回は「バーチャルYouTuber」について取り上げます。