※日経トレンディ 2018年8月号の記事を再構成

キャラ市場の構造変化に伴い、老舗企業も変革を迫られている。「中学生も以前のようにはサンリオショップに来てくれない」。サンリオの2018年3月期の国内物販売り上げは前年比で7.2%減った。その一方で、同社には絶好調の分野がある。キャラを活用した斬新な施策を連発する「サンリオピューロランド」などのテーマパークだ。

米国で大ブレイクしているサンリオの「アグレッシブ烈子」
米国で大ブレイクしているサンリオの「アグレッシブ烈子」

 「モノからコトへ」という嗜好の変化に加えて、約2年前から大人を対象としたフォトジェニックなエリアを設けるなど、テーマパークの改革を行ってきた。その結果、「従来中心だったファミリー層が土日には少数派になるくらい、女性グループやカップルが増えた」。

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