世間で注目を集めるCMを取り上げ、企業がそのCMで狙ったこと、それにクリエイターがどう応えたかなどCMヒットの背景を紹介する新連載。初回は、小栗旬と山田孝之が出演する富士通コネクテッドテクノロジーズのスマートフォン「arrows」のCM『割れない刑事』シリーズについて全3回で紹介する。ブランド再生知名度を2倍にすることを狙ったこのCMにクリエイターはどう取り組んだのか。

雨の中、犯人を追って走る2人の刑事。小栗刑事が「応援を呼べ」と叫ぶと、山田刑事が「了解!」とスマホを取り出す。しかし手が滑って落としてしまい、あっという間に犯人は遠くへ。「逃げちゃったじゃないか!」と小栗が責めると、「割れちゃったじゃないか!」とキレる山田。「おまえ、arrowsじゃねぇの?」と小栗が呆れて言い放つ……。富士通コネクテッドテクノロジーズのスマートフォン「arrows」の「割れない刑事」CMだ。
「arrowsは2012年に誕生したブランドですが、まだまだ名前が知られていない。スマートフォンのブランドと考えたときに、何も見ないでもarrowsを思い出してもらえるよう、ブランド再生知名度を2倍にしたいと思いました」(富士通コネクテッドテクノロジーズの大塚恭恵氏)
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