
CMフォーカス
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- 第88回
- 2022.05.18
「ほろよい」、ながら飲みをアニメと実写の“二刀流”CMで訴求 ヘッドホンを付けて、動画を見たり、雑誌を読んだり、ゲームに夢中になったり……。お酒を飲みながら思い思いに過ごす女性の姿を、実写とアニメの2バージョンで描いて話題になったのが、サントリー「ほろよい」のCMだ。 -
- 第87回
- 2022.04.04
JR東海、CMに33年ぶり深津絵里を起用 コロナ禍反映して反響 いまだに名作CMといえば名が上がる「クリスマス・エクスプレス」。山下達郎の楽曲をバックに、遠距離恋愛の男女の駅での再会を描いたJR東海のCMシリーズだ。その1作に出演した深津絵里がJR東海のCMに出演。コロナ禍ならではの状況を反映した内容が反響を呼んだ。その裏側をクリエイターに聞く。 -
- 第86回
- 2022.03.11
新垣結衣「おつかれ生です」は賭けだった クリエイターが語る アサヒビールは、約28年ぶりに復活させた「アサヒ生ビール」(通称「マルエフ」)を「スーパードライ」と並ぶブランドに育てようとしている。ブランドパーパス(存在理由)は「心にあたたかな灯をともし、ぬくもりある日本をよみがえらせる」。そのCMに、新垣結衣を起用した理由とは。 -
- 第85回
- 2022.02.17
ぼる塾・あんりがアップで登場 正直屋のCM、好感度向上の仕掛け お笑いグループ・ぼる塾を起用した、給湯器交換専門店・正直屋のテレビCM。「あんりがアップでキレるCM」というとピンと来る人もいるだろう。需要期に大量投下し、短期間に問い合わせ数を増やすのが目的。思惑は当たり、21年11月前期銘柄別CM好感度の7位、問い合わせ数も「通常の3倍」を達成した。 -
- 第84回
- 2022.02.02
PinterestのテレビCM 中条あやみ起用で国内検索量が32%増加 米国生まれの画像・動画検索ツール「Pinterest(ピンタレスト)」。日本国内の認知度向上のため、2021年5月から中条あやみを起用したテレビCMを展開した。その結果、国内の検索量が32%アップしたという。そこは米国の視点と日本のノウハウ、その両方を生かしたアプローチがあった。 -
- 第83回
- 2022.01.11
女王・満島ひかりと執事・松田龍平登場 UQのCM、転換の理由 満島ひかり演じる女王と、松田龍平演じる執事のやりとりがコミカルなUQ mobileのテレビCMは、2021年9月度の銘柄別好感度で2位に入るなど、好調だ。深田恭子、多部未華子、永野芽郁を起用し、長期シリーズとなった三姉妹シリーズからの大胆な転換の理由を取材した。 -
- 第82回
- 2021.09.28
木村拓哉のリポビタンD新CM 「僕らはみんな強くない」の意味 夜明け前のビルの屋上に座り、静かに語り出す木村拓哉がリポビタンDを手に取って立ち上がり、「それでも、前へ踏み出せるときが、きっと来るから」と、朝陽に向かって歩き出す……。大正製薬「リポビタン」シリーズのブランドCM「一歩を、一緒に。みんな強くない」篇だ。 -
- 第81回
- 2021.03.25
ニトリの「Nウォーム」、過去作からの伏線に視聴者を喜ばす工夫 サラリーマンシリーズで人気を得ているニトリ「Nウォーム」「Nクール」のCM。今回は、好感度ランキングでトップ10入りを果たした新作での衣装、演技、ロケーションなどのディテールについて、監督を兼任するクリエイティブディレクター・太田樹氏(博報堂プロダクツ)に聞く。 -
- 第80回
- 2021.03.24
「Nウォームはあたたかい」 ワンメッセージでCM好感度を獲得 「♪Nウォームはあたたかい~」というジングルとともに、さえないサラリーマンの日常を描くニトリの「Nウォーム」のCMが、好感度ランキングの上位常連になっている。前回に続く本記事では、シリーズの誕生秘話やインナー効果などを探っていく。 -
- 第79回
- 2021.03.23
ニトリ「Nウォーム」、サラリーマンの「あるある」で6年目に突入 主人公はごく普通のサラリーマン。あるときは重役がいるのに居眠りして椅子から転げ落ち、またあるときは自動ドアと勘違いしてビルのガラスに激突。そんなヒヤッとする瞬間があっても、夜にはあったか寝具で幸せな眠りに就く。「♪Nウォームはあたたかい~」でおなじみの、ニトリ「Nウォーム」のCMだ。 -
- 第78回
- 2021.03.02
チキンラーメンのCMは「トライしたくなる」食べ方提案に注力 2020年、お笑いコンビ・ぺこぱを新キャラクターに迎え、CM好感度トップ10入りを果たした日清食品の「チキンラーメン」。前回に続くこの記事では、同CMを手掛ける電通のクリエイティブディレクター・東畑幸多氏を紹介。また、近年ヒット作を連発している日清食品のCM作りに迫る。 -
- 第77回
- 2021.03.01
チキンラーメンCMにぺこぱ起用 新垣結衣から変更も好感度キープ 夕暮れ時、ベランダにテントを張ってアウトドア気分を楽しむ親子。「チキンラーメン」を一緒に作るが、息子は卵を鍋に落とす際に黄身を割ってしまう。すると父親は「いやCM的には失敗だけど、食べれば一緒だからいいだろう」と優しく肯定する……。日清食品のチキンラーメンのCM「ベランピング」篇だ。 -
- 第76回
- 2021.02.04
「GREEN DA・KA・RA」、人気CMの秘訣は準備して待つアクシデント 10年目を目前に控えたサントリー食品インターナショナルの「GREEN DA・KA・RA」。そのテレビCM「グリーンダカラちゃん」も長寿CMとなった。今回では、その原点といえる第1弾から現在までの歴史、目指す世界観を、クリエイティブディレクターの赤松隆一郎氏らに語ってもらう。 -
- 第75回
- 2021.02.03
「GREEN DA・KA・RA」も鼻歌から 自作曲でつなぐCMの世界観 2020年は出川哲朗をゲストに迎え、CM好感度トップ10入りを果たしたサントリー食品インターナショナルの「GREEN DA・KA・RA」。今回は発売当初から広告を担当し、CMソングの作詞作曲も行ったクリエイティブディレクター・赤松隆一郎氏を紹介。CMキャラクター「グリーンダカラちゃん」の誕生秘話にも迫る。 -
- 第74回
- 2021.02.02
ダカラちゃんとムギちゃんに、鉄分の“てっちゃん”加入の理由 海辺のトランポリン遊具で遊ぶ、グリーンダカラちゃんとムギちゃん姉妹。そこに混ざってきたのは、出川哲朗ふんする「鉄分の“てっちゃん”」。最後は3人で「鉄分入りました!」と扇のポーズを取る……。サントリー・食品インターナショナル「GREEN DA・KA・RA」のCM、「あたらしいお友達」篇だ。 -
- 第73回
- 2021.01.22
ソフトバンク白戸家CM 長寿の理由は「7番バッターでいること」 「5Gってドラえもん?」で銘柄別CM好感度1位に数度輝いたソフトバンク。過去2回では、同CMの企画意図や狙いを紹介した。本記事ではシリーズ立ち上げからの展開や監督、長寿化のメリット、クリエイティブディレクター・佐々木宏氏の広告論などを探っていく。 -
- 第72回
- 2021.01.21
ソフトバンク、トヨタCMの二番煎じ避けた「5Gってドラえもん?」 2020年4月前期や8月前期の銘柄別CM好感度調査で1位に輝いたソフトバンク。新シリーズ「5Gってドラえもん?」が人気をけん引した。前回に続き、本記事では手掛けたクリエイティブディレクター・佐々木宏氏と、ソフトバンクのCMの歩みをひも解く。 -
- 第71回
- 2021.01.20
ドラえもんが白戸家と共演 ソフトバンク実写CMの狙い 実写版のドラえもんを起用したソフトバンクのCM「5Gってドラえもん?」。ドラえもんを実写化したCMというと、トヨタ自動車でジャン・レノがドラえもんを演じたテレビCMを思い出す人も多いだろう。実は2つのCMには、同じ人物がかかわっていた。 -
- 第70回
- 2020.11.06
キウイブラザーズに見る キャラの強みはブランド資産になること デビューから5年、人気作に成長したゼスプリの「キウイブラザーズ」シリーズ。今回は『恋のマイアヒ』の替え歌で爆発的ヒットとなった2019年のデジタル施策や、20年の「好きなことを楽しみながら」篇の裏側、さらに「キャラクターCM」の利点などにスポットを当てる。 -
- 第69回
- 2020.11.05
ゼスプリ、地味なキウイを人気者に 有名キャラ200種を徹底研究 グリーンとゴールドの「キウイブラザーズ」を描いたニュージーランド生まれのキウイフルーツ輸出販売会社・ゼスプリのCMが2020年5、6月度および7月前期で総合1位となった。最新CMを紹介した前回に続き、今回キャラクター作りから人気シリーズとして定着するまでの5年間の軌跡を追う。 -
- 第68回
- 2020.11.04
ゼスプリのキウイブラザーズ あえての60秒間長尺CMで共感を得る ニュージーランド生まれのキウイフルーツ輸出販売会社・ゼスプリは、各国独自のCMを展開。日本ではO・Zone『恋のマイアヒ』の替え歌に合わせて「キウイブラザーズ」がダンスするCMがヒットした。最新作は、キウイブラザーズが健康のために頑張る「好きなことを楽しみながら」篇を制作した。 -
- 第67回
- 2020.10.01
キリンレモンのCM、若年層も40~50代もつかむキーワード「晴れ」 発売90周年を迎えた2018年にリブランディングに成功した「キリンレモン」。20年のCM戦略は、その成功を踏まえた上での、さらなるステップアップだった。今回は、「晴れわたろう。」篇での上白石萌歌の起用理由や撮影・編集時のこだわり、第2弾「<無糖>でた。」篇の裏側について紹介していく。 -
- 第66回
- 2020.09.30
キリンレモンのCM、クリエイターが意識する「誠実な二枚舌」 女優・上白石萌歌がおなじみのメロディーを歌うCMが好感度ランキング上位に入るヒットになったキリンビバレッジの「キリンレモン」。企画の狙いを聞いた前回に続き、今回は背景にある、2018年から続く広告戦略をひもとく。 -
- 第65回
- 2020.09.29
キリンレモンのテレビCM、「元気になれる」魅力を歌の力で伝える 雲1つない青空の下、女優の上白石萌歌が、「♪キリン、レモン~」とカメラ目線でCMソングを歌う。冷えたボトルを口に運ぶと、炭酸が弾けて背後に黄色い気球が上昇。爽快にジャンプしながら、「♪晴れわたろうよ~」と締めくくる……。キリンビバレッジ「キリンレモン」のCMだ。 -
- 第64回
- 2020.08.05
ポカリスエット 中高生97人のリモート撮影CM、成功の裏側 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、約500人での合唱企画を断念。代わりに約100人の「リモート合唱」をCMにして話題化させた「ポカリNEO合唱」篇。今回は、このプロジェクトを成功させたクリエイターたちと制作の裏側を紹介していく。 -
- 第63回
- 2020.08.04
ポカリスエット 宮沢りえから汐谷友希まで美少女CMの分岐点 今春、約100人の中高生が自撮りで撮影をして話題となった、大塚製薬ポカリスエットの「ポカリNEO合唱」篇。今回はその裏側と、1988年の宮沢りえから2020年の汐谷友希まで、名作を生み出し続けてきたポカリスエットCMの歴史を振り返る。 -
- 第62回
- 2020.08.03
ポカリスエット コロナ禍で決まった「リモート合唱」CMの話題性 新型コロナウイルスの感染拡大は、テレビCMの企画や撮影の方法にも再考を余儀なくされた。そんな逆境の中でも、「元気をもらった」「鳥肌が立った」などの声とともに好評を博したのが、大塚製薬ポカリスエットのCM「ポカリNEO合唱」篇だ。 -
- 第61回
- 2020.07.01
UQモバイル、目的に応じて動と静、テレビとウェブを使い分ける Winkの『淋しい熱帯魚』の替え歌で三姉妹が歌い踊るCMが好感度上位に入ったUQモバイル。過去2回に続く今回は、2019年から始めたダンスシリーズや、ウェブでの展開などを紹介する。 -
- 第60回
- 2020.06.30
UQモバイル、動かない違和感でブランドを印象付ける 深田恭子、多部未華子、永野芽郁ふんする三姉妹が、Winkの『淋しい熱帯魚』の替え歌を歌い踊るUQモバイルのCMが好感度トップ10入り。今回は競合CMを踏まえた上で、三姉妹シリーズの立ち上げや、手掛けたクリエイターにスポットを当てる。 -
- 第59回
- 2020.06.29
深田恭子らが淋しい熱帯魚 UQモバイルがCM好感度ランク上昇 深田恭子、多部未華子、永野芽郁ふんする三姉妹が、Winkの大ヒット曲『淋しい熱帯魚』の替え歌でクールに歌い踊る。1989年に日本レコード大賞を受賞した名曲をよみがえらせ、「センスある」「三姉妹がかわいい」と話題になった、UQコミュニケーションズの「家族でUQモバイル篇」だ。 -
- 第58回
- 2020.06.12
オープンハウス、田中みな実の表裏ないセリフがクリーンさを表現 長瀬智也、清野菜名を起用し、3年目を迎えたCMシリーズ「夢見る小学生」が好調なオープンハウス。銘柄別好感度ランキングでは2020年1月後期に9位、2月前期に8位にランクインした。今回は田中みな実らを投入した2年目以降の展開を振り返るとともに、同社にとっての「CM効果」などを聞く。 -
- 第57回
- 2020.06.11
オープンハウス、住宅関連CMに一石投じるコミカル路線で人気に オープンハウスは以前から、ハートウォーミング路線のライバル企業とは異なるコミカルなテイストのCMを展開してきた。長瀬智也や清野菜名、柄本明を“小学生”役で起用した「夢見る小学生」シリーズはCMの銘柄別好感度ランキングで20年1月後期に9位、2月前期に8位にランクイン。 -
- 第56回
- 2020.06.10
オープンハウス、小学生の長瀬智也と清野菜名でCM好感度が上昇 長瀬智也と清野菜名を“小学生”役として起用したオープンハウスのCMシリーズ。2018年に開始して以来、保健の先生役の田中みな実、5年ぶりに今度は“小学生”役で同社CMに復活した柄本明などを加えて展開してきた。銘柄別好感度ランキングでは20年1月後期に9位、2月前期に8位にランクインしている。 -
- 第55回
- 2020.03.30
ホットペッパーグルメのアフレコCM、データで判断できない面白さ リクルート「ホットペッパー」のアフレコCMが、12年ぶりに復活して高い好感度を記録した。前回は過去のアフレコCMの歴史を振り返ったが、今回は、その特殊な制作方法やユニークなウェブでの施策などを紹介していく。 -
- 第54回
- 2020.03.27
ホットペッパーグルメの“殿堂入り作品”、SNS時代にこそウケる CM好感度ランキングで4位(12月前期銘柄別)にランクインしたリクルート「ホットペッパーグルメ」のアフレコCM。今回は、2002年からのシリーズの歴史と、生みの親である希代のクリエイティブディレクター・山崎隆明氏にスポットを当てる。 -
- 第53回
- 2020.03.26
ホットペッパーグルメ、「アフレコCM」復活で好感度トップ5入り 2000年代、洋画風の映像に関西弁のセリフを当てて笑いを誘ったのが、「ホットペッパー」の「アフレコCM」。それが12年ぶりに復活した。本CMの企画からナレーションまで担当したクリエイティブディレクターの山崎隆明氏と、リクルートライフスタイルの村山翔子氏に制作の裏側を聞いた。 -
- 第52回
- 2020.02.20
雪印メグミルクCM、“シズルカット”とダンスで「何回も見たい」 「とろッピ~」篇でCM好感度のトップに立った雪印メグミルク「6Pチーズ」。過去2回では企画の裏側や、本作につながる同社の広告戦略などを説明した。今回は、CM撮影時の様子や放送後の反響などを詳しく紹介する。 -
- 第51回
- 2020.02.19
雪印メグミルク、10秒のレンチンレシピを15秒CMでそのまま見せる CM好感度ランキング1位(2019年11月前期作品別)に輝いた雪印メグミルク「6Pチーズ」のCM「とろッピ~」篇。今回は、本作に至る2016年からの広告展開やクリエイターの試行錯誤について聞いた。 -
- 第50回
- 2020.02.18
雪印メグミルク、チーズとダンスで心を溶かし作品別好感度1位に 「♪とろとろ とろッピ~ レンジで10秒~」という歌に合わせ、電子レンジの前で踊る女の子。レンジの中ではチーズがとろり溶けていく。10秒後、チン!と鳴ると、女の子がどや顔でポーズ。家族で食べて笑顔になる……。「カワイイ!」「癒やされる」と話題になった雪印メグミルク「6Pチーズ」のCMだ。 -
- 第49回
- 2020.01.30
ブックオフ、寺田心の熱演で「本だけじゃないブックオフ」を訴求 オンエアは10日足らずながら、CM好感度トップ10入り、ACC賞グランプリなどの記録を打ち立て、2019年を代表するCMになったブックオフコーポレーションのCM。前2回の記事に続き、その制作秘話とメディア展開、成功要因などを深掘りする。