※日経トレンディ 2018年7月号の記事を再構成

2018年の上半期ヒット商品を紹介しつつ、下半期のブレイク商品候補を紹介する特集の「商業施設」編。「東京ミッドタウン日比谷」が貫録のロケットスタートを切った。

 3月29日のオープンから開業1カ月を待たず、東京ミッドタウン日比谷の来街者が200万人を突破。大型連休最終日の5月6日までに312万人超が訪れ、都心の新定番スポットに躍り出た。手がけたのは日本橋の再開発で実績を積んだ三井不動産。テナント数は60と、昨年銀座にできたGINZA SIXの4分の1ながら、“初物”の比重を高め、日本初が6、新業態が22、商業施設初が15店を数える。銀座と比べて「手が届く高級感」であふれ、都内最大級の映画館も入る。エントランス前には広場を整備。観劇フェスティバルなど切れ目なくイベントを仕掛ける。

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