※日経トレンディ 2018年7月号の記事を再構成

 2018年の上半期ヒット商品を紹介しつつ、下半期のブレイク商品候補を紹介する特集の「スマホ」編。新たなカメラ競争で盛り上がりそうな市場動向を追う。

 10周年を迎えたiPhoneシリーズの集大成として、17年9月に鳴り物入りで発売された「iPhone X」(アップル)。しかし、当初の想定ほどは売れていない。その要因の一つが10万円を超える価格設定。実は大手キャリアでも、売れ筋は実質3万円程度で買えるミドルスペックモデルにスイッチしつつあるのだ。

 理由は大手キャリアの新料金体系「分離プラン」がヒットしたため。これまで各社は月々の通信料金を高めに設定する一方、端末代金の一部を割り引いてきた。ところが、通信料金が安いMVNO(仮想移動体通信事業者)の台頭に加え、総務省の指導もあり、NTTドコモとKDDIから17年夏に通信料金と端末代金を分離する新料金プランが出てきた。

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