※日経トレンディ 2018年7月号の記事を再構成
企業や個人がアイデアを公表し、賛同者が資金を出すクラウドファンディングの勢いが止まらない。大手のMakuakeでは、1000万円以上を集める大型プロジェクトが続発。「2018年の平均調達額は、昨年の倍に達する勢い」(Makuake社長の中山亮太郎氏)で、ヒットの源になっている。
上半期にブレイクしたのが「popIn Aladdin」(popIn)だ。プロジェクターやスピーカーを封じ込めたシーリング照明で、4万円程度からの高額プロジェクトにもかかわらず、約7500万円を集めた。同社の程涛氏は、「寝室で図鑑などを壁に映し、子供の世界観を広げたい」と開発に着手。従来のプロジェクターは電源ケーブルが必要で置き場所に困るという課題があったため、引っ掛けシーリングを使って解決した。動画再生などのエンタメ機能も充実し、幅広い層に受けた。
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