
- 全12回
新市場を創造! 「マーケター・オブ・ザ・イヤー2018」
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- 2018.06.19
Amazon Echoがリアル店舗生き残りの“踏み絵”に イノベーションを起こすのは企業ではなく、人である――。日経クロストレンドは、新市場を創造した人や画期的なビジネスモデルを構築した人をたたえる「マーケター・オブ・ザ・イヤー 2018」賞を創設、授賞式を行う。ただこれは一部に過ぎない。それぞれの分野で得た知見や洞察から「私はこれを推したい」という取り組みが何か、アドバイザリーボードのメンバーに聞いた。第1弾は蔦屋家電エンタープライズ 商品企画部 商品調達Unitの木崎大佑氏。 -
- 2018.06.26
作品へ視点を集中 宇多田ヒカルへの飢餓状態が奏功 新市場を創造した人や画期的なビジネスモデルを構築した人、注目に値するモノやサービス、取り組みは多くある。日経クロストレンドは「マーケター・オブ・ザ・イヤー 2018」賞を設けて優れた人々を表彰した。一方アドバイザリーボードのメンバーが思う「私はこれを推したい」という取り組みにはどういうものがあるのか、コメントをいただいた。第2弾はソニー・ミュージックレーベルズ EPICレコードジャパンの梶 望部長。 -
- 2018.06.28
偶然の出会い「セレンディピティー」をサポートする 新市場を創造した人や画期的なビジネスモデルを構築した人、注目に値するモノやサービス、取り組みは多くある。日経クロストレンドは「マーケター・オブ・ザ・イヤー 2018」賞を設けて優れた人々を表彰した。一方アドバイザリーボードのメンバーが注目した取り組みにはどういうものがあるのか。第3弾はパルコ執行役グループICT戦略室担当の林 直孝氏。ポイントは顧客に対する「セレンディピティー」だ。 -
- 第1回
- 2018.06.04
革新的な9商品&サービスを手掛けた12人を選出! イノベーションを起こし、ヒット商品を生み出すのは企業ではない。人である――。新市場を創造した人やエポックメーキングなビジネスモデルを構築した人をたたえることを目的に創設したのが「マーケター・オブ・ザ・イヤー」だ。 -
- 第2回
- 2018.06.04
組み合わせは数百万通り! パーソナル化を窮めた「健康ネスレ」 2017年10月からネスレ日本が本格展開を始めた、栄養素入りの抹茶やミルクのカプセルの定期購入サービス「ネスレ ウェルネス アンバサダー」。簡単な質問に答えるだけで自分に足りない栄養素が分かる仕組みを整え、僅か8カ月で累計9万会員を突破している。個々人に合わせて提案をカスタマイズする健康プラットフォームへの発展を狙うネスレ日本が、次に仕掛けるのは、食事診断や血液検査などの“無料化”だ。 -
- 第3回
- 2018.06.04
苦くない、透明ペット…。若者を捉えた「缶じゃないBOSS」 2017年4月の発売から1年で1500万ケースを突破。安価なコンビニコーヒーに押されるなかで、大成功を収めたのが、サントリー食品インターナショナルのペットボトル入りコーヒー「クラフトボス」だ。従来の缶コーヒーでは捉えきれなかった若者や女性層をがっちりつかんだ秘策とは? -
- 第4回
- 2018.06.06
「極上のビール体験」で顧客と深く長く付き合うキリンの矜持 大量に作って売る従来型モデルからの脱皮を図ろうと、キリンビールがいち早く取り組み始めたのが、工場直送の生ビールを自宅に届ける定期宅配モデル「キリン ホームタップ」。新しいビール体験で顧客の満足度を上げ、ビールファンと長く深く付き合う試みの勝算は? -
- 第5回
- 2018.06.06
斬新な2層リップを開発 見た目とコピーをバズらせ月間売上1位 複数の口紅やグロスを使って作り込んでいたグラデーションリップを、たった1本で手軽に楽しめる商品を作る。そう照準を定め、見た目も機能も斬新な2層構造の口紅「ヴィセ リシェ クリスタルデュオ リップスティック」を生み出したのが、上村氏だ。スマッシュヒットの裏には、吉見氏と共に、パッケージデザインからコピーワークまで、徹底してSNS拡散を狙った施策があった。 -
- 第6回
- 2018.06.06
カップ麺好き男性をターゲットに “罪悪感”という新需要を発見 罪悪感ないス!――。「カップヌードル ナイス」ヒットの要因は、健康系食品はこうあるべしというイメージを打ち壊し、“罪悪感”という本音にフォーカスしたことに尽きるだろう。2017年4月10日の発売から39日で販売累計1000万食を突破し、初年度は2500万食以上を販売。濃厚な味わいなのに脂質50%オフ、糖質40%オフ、低カロリーと、相反する価値を両立させた。 -
- 第7回
- 2018.06.08
ライオンNONIOが「嫌われたくない」若者の心理を捉えたワケ オーラルケアトップのライオンでさえ攻めあぐねていた若年層を捉えるため、2017年に投入されたのが歯磨き粉と洗口液のシリーズ「NONIO」。発売直後は品薄になるほどの売れ行きで、現在も計画を上回るヒット商品に育っている。狙い通り、これまで口腔ケアに無関心だった若者を捉えたNONIOの仕掛けとは? -
- 第8回
- 2018.06.08
名著とマンガの掛け算で、読み返し&ギフト需要を喚起し200万部 学生時代、父親に薦められた名著が若い層にも読み継がれている――。発行部数200万部を超えるベストセラー『漫画 君たちはどう生きるか』誕生の背景には、職場の30代の男女が口にした「愛読書です」との言葉と、そこから得た気づきがあった。 -
- 第9回
- 2018.06.08
電池もネットも不要! アナログに徹し、スマホの印刷ニーズを開拓 アナログ感満載のインスタントプリンターが、「ありそうでなかった」と人気を集めている。タカラトミーの「プリントス」は、発売から3カ月で出荷数10万台を突破し、大人向け玩具としては異例のヒットとなった。その秘訣はどこにあったのか。 -
- 第10回
- 2018.06.13
“あり得ない公約”で拡散 税金を使わず「温泉×遊園地」を実現 遊園地の園内をバスタオル姿の老若男女が闊歩し、湯を張ったジェットコースターが水しぶきをまき散らす。メリーゴーラウンドと共に、湯船に漬かった男女が回る――。大分県別府市のYouTube動画「湯~園地計画」のワンシーンだ。インパクトはあっても、見られて終わりになりかねないご当地PR動画。しかし、この動画は、税金をつぎ込むことなく地域を活性化させ、経済波及効果も生んだ。 -
- 第11回
- 2018.06.18
「湯~園地」の舞台裏(前編)炎上しない、ご当地PR動画の作り方 「見られて終わり」では意味がない。大分県別府市のYouTube動画「湯~園地計画」の仕掛け人、別府市長の長野恭紘氏と音楽監督の清川進也氏の特別対談。「プロジェクトには“余白”が重要」「迷ったら、あり得ないほうを選ぶ」「“尊敬の念”がチーム内の距離を縮める」――。笑いあり、語りありの「ヒットの裏側」トークから、すべてのプロジェクトリーダーに通じる仕事の極意を探る(前後編の前編)。 -
- 第12回
- 2018.06.18
「湯~園地」の舞台裏(後編)地方創生には余白のデザインが大事 「見られて終わり」では意味がない。大分県別府市のYouTube動画「湯~園地計画」の仕掛け人、別府市長の長野恭紘氏と音楽監督の清川進也氏の特別対談。「プロジェクトには“余白”が重要」「迷ったら、あり得ないほうを選ぶ」「“尊敬の念”がチーム内の距離を縮める」――。笑いあり、語りありの「ヒットの裏側」トークから、すべてのプロジェクトリーダーに通じる仕事の極意を探る(前後編の後編)。