「見られて終わり」では意味がない。大分県別府市のYouTube動画「湯~園地計画」の仕掛け人、別府市長の長野恭紘氏と音楽監督の清川進也氏の特別対談。「プロジェクトには“余白”が重要」「迷ったら、あり得ないほうを選ぶ」「“尊敬の念”がチーム内の距離を縮める」――。笑いあり、語りありの「ヒットの裏側」トークから、すべてのプロジェクトリーダーに通じる仕事の極意を探る(前後編の後編)。

動画100万再生達成直後の長野市長。クラウドファンディングのサイト上で、「達成直後は“やった”といううれしさと“やってしまった感”とが入り混じる想いでございました」とコメント
――公開から足掛け4日で100万動画再生回数を突破しました。
清川氏(以下、清川) 当初は、100万回再生って結構ハードルが高いと想定していたんです。
長野市長(以下、長野) 絶対高いよ。でも内心、清川さんたちは(到達させる)すべを持っているから、やることは確定だろうなとも思っていたんです。だけど、まさか足掛け4日で達成するとは考えていなかった。誤算はそこです。
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