シニア層から子供まで幅広い層に読まれるヒットの法則

商品開発
【法則1】歴史的に読み継がれる名著にマンガの手法を掛け合わせる
 周囲の30代の男女が「いい本だ」と話すのを聞き、世代を問わず支持されると実感。マンガ化することで、ギフト需要を含め読者の広がりが生まれると仮説を立てる。
商品開発
【法則2】「おじさんのノート」はあえて活字にして臨場感を出す
名著とマンガの掛け算で、読み返し&ギフト需要を喚起し200万部(画像)
 ノートの部分は、コペル君が手に取って読んでいるような体裁に。「マンガの途中で活字が出てくると、立ち止まって考える機会になる」。
商品開発
【法則3】ストーリーの順番を入れ替えマンガらしいドラマ性を加える
名著とマンガの掛け算で、読み返し&ギフト需要を喚起し200万部(画像)
 「『マンガでよく分かる』ではなく、マンガを使って新たな作品を作ることを目標にした」。傷ついたコペル君の描写を導入に用いるなど、よりエンタメ性が高まるよう工夫。
販売促進
【法則4】コアターゲット層が集まる書店で発売前に実績をつくる
写真は店頭イメージ
写真は店頭イメージ
 原作を知るシニア世代が多い丸善日本橋店で、1週間前から先行発売。大きな反響を得て、他店へのアピール力強化に成功した。
販売促進
【法則5】時期に応じて、注目を集める人や団体に積極的に献本
名著とマンガの掛け算で、読み返し&ギフト需要を喚起し200万部(画像)
 売り伸ばすには、「継続的に“事件”を起こすことが重要」。時期に合わせて注目の人や団体に献本し、メディア露出の機会を仕込んだ。
審査員のコメント
名著とマンガの掛け算で、読み返し&ギフト需要を喚起し200万部(画像)
音部大輔氏
ブランドマネジメントの観点から、商品の性能や魅力に加えてアクティビティーの持続性は重要。同商品は、持続性、連続性のあるマーケティング策が秀逸
名著とマンガの掛け算で、読み返し&ギフト需要を喚起し200万部(画像)
篠原 誠氏
どの原作を選ぶかで結果は変わる。“目利き力”が素晴らしい