今回の調査対象は、森永乳業と明治のギリシャヨーグルト。パッケージの濃厚なイメージは、好印象を与えている一方で、シンプル過ぎるデザインについては「寂しい」という意見も。調査結果から男性うち約半数はギリシャヨーグルトについて知らないという意外な事実も明らかになった。

 デザインの良いところ、悪いところを聞いた(Q5)。Aでは、「濃厚そう」というコメントが多かった。「濃厚ギリシャヨーグルト」の表記やギリシャヨーグルトのグラフィックなどがその印象を強めたようだ。「3倍濃縮」に対しては、「濃厚なのが分かって良い」というコメントが多かった。「アピールポイントが分かりやすい(女性20代)」という点でも好評だった。また、グラフィックから商品の味わいを連想する人も多かった。ヨーグルトのクリームのように角立った様子が、濃厚かつなめらかな舌触りを伝えたようだ。

シンプルなデザインには寂しいの声も

 Bでは、良くも悪くも「シンプル」という声が目立った。「シンプルで、素材の味で勝負していそうなところが好印象」(男性20代)、「洗練されている」(女性20代)などのポジティブな意見が多い中、「シンプル過ぎて良さが分からない」(女性40代)と考える人もいた。

 パッケージの色使いに対するコメントも多かった。「青に清潔感があり、好印象」(男性50代)「白が多めの真面目なデザインで、リーズナブルな感じがする」(女性50代)などの意見が目立つなど、シンプルなパッケージと爽やかな色合いは、手軽で親しみやすい印象を与えている。一方で、「全体的にインパクトがなく、冬場には寂しい印象」(男性30代)など、素っ気ないイメージを抱く人もいたようだ。

 こうした意見が多かったのは、今回比較したヨーグルトのフレーバーが「プレーン」だったことも関係していそうだ。フルーツ味のソースが楽しめるBの「上乗せソースタイプ」では、パッケージにそれぞれのフルーツをイメージしたグラフィックを表示している。逆に、プレーン味のパッケージでは、あえてシンプルにすることでその味わいを表現している。シリーズとして店頭に並べた際は、それぞれの特徴が際立つ。しかし、調査では、プレーン単品で見せたため、物足りないと感じたようだ。

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