濃厚そうなデザインが人気

 「パッケージから感じるイメージ」(Q2)では、Aは「濃厚そうな感じがする」が90.0%、「高級感がある」が85.3%、「本格的な感じがする」が84.0%だった。Aのパッケージに記載された「濃厚ギリシャヨーグルト」や「3倍濃縮」といったテキストが効果を上げている。Bは、「ヘルシーな感じがする」が67.0%、「料理に使いたい」が58.0%、「おしゃれな感じがする」が38.0%と続く。Bのパッケージのシンプルさが、「ヘルシー」や「料理」などのイメージに結びついたのだろう。

 「通常のギリシャヨーグルトが140円だった場合、Q1で選んだ商品がいくらまでなら買うか」(Q3)と聞くと、Aは+10.0円、Bは+7.7円。数円だが高級感を打ち出したAが上回った。

 「パッケージのどこを見て買いたいと思ったか」(Q4)を聞いた。Aは、「3倍濃縮」のマークが46.0%、背景の青色が16.5%、「濃密ギリシャヨーグルト パルテノ」のロゴが16.0%と続いた。「3倍濃縮」のマークは、性別を問わず人気だ。

 「以前のパッケージでは『3倍濃縮』のマークはもっと小さかった。しかし、濃密食感、なめらかな舌触り、クリーミーな味わい、高栄養といった特徴を伝えるため、18年4月からは『3倍濃縮』をより強調したデザインに変更した」と森永乳業マーケティング統括部 DYマーケティンググループ アシスタントマネージャー、岡田祐美子氏は語る。パッケージのリニューアルが狙い通りの効果を上げていることが分かる。

 一方、Bでは集中線のような青いグラフィックが38.1%、「甘くない プレーン」の表記が20.6%、ヨーグルトのグラフィックが14.3%と続いた。集中線のような青いグラフィックは、男女共に支持されている。Aでも背景の青色が支持されていたことから、青はヨーグルトの良い印象を喚起する記号の役割を果たしているようだ。

●調査の概要
2018年12月上旬、インターネットを介してアンケート調査を実施。有効回答数は男性150人、女性150人の合計300人。20代、30代、40代、50代、60代の各世代とも男女30人ずつ。
調査協力:クリエイティブサーベイ
https://creativesurvey.com