2018年春発売の568商品のパッケージデザインを調査。商品カテゴリーごとの評価の傾向を分析した。ビール・チューハイは好き嫌いの差が大きく、お茶・コーヒーは保守的なデザインが好まれる。評価差が小さく、パッケージへの関心が低いのは衛生用品や医薬品などだ。

チョコやデザートの評価は高い傾向

 商品カテゴリーごとの傾向を見てみたい。デザインに対する評価が高くなる傾向があるのが、アイスクリーム、チョコ・飴・グミ、デザート類だ。反対に、ペットフード、医薬品、マスカラ・アイライナーの3つは、評価が低く出る傾向がある。

 評価が高くなる傾向があるアイスクリームなどのカテゴリーは、各社ともパッケージデザインに注力しており、完成度が高い。これに加え、比較的購入しやすい価格帯であることから、多くの調査対象者が日常的に購入している商品でもある。

 一方、ペットフード、医薬品、マスカラ・アイライナーは購入者がある程度限定される。また、価格も高いため、購入者はパッケージデザインを厳しく評価する傾向がある。これらの商品のパッケージには、商品の特徴や効能・効用などを伝える文字要素が多く掲載されるため、デザインの審美性を損なっている面も評価を下げる一因になっている。