
人気パッケージ比較調査
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- 2022.05.26
戦争の色はどんな色? AIで白黒写真をカラー化、よみがえる記憶 「人気パッケージ比較調査」の番外編4回目は、書籍『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』 (庭田杏珠、渡邉英徳・著、 光文社新書)を取り上げる。戦前から戦後の白黒写真を、AI(人工知能)と当事者への取材や資料を基に彩色、カラー化した30枚の写真を収めた。カラー化によって写っている過去の人やモノが一斉に動き出し、語りかけてくる。カラーと白黒では大きくイメージが異なる。AIの進化はパッケージのデザイン表現にも影響を与えそうだ。 -
- 2022.05.24
ピクシブとプリファード 白黒漫画をAIで着色する新サービス 「人気パッケージ比較調査」の番外編3回目は、ピクシブ(東京・渋谷)とAI(人工知能)開発を手掛けるPreferred Networks(東京・千代田、以下PFN )による、漫画本の自動着色サービス「Petalica Paint for Manga(ペタリカ・ペイント・フォー・マンガ)」を取り上げる。AI活用の先進事例だが、今後のデザイン開発などに生かされる可能性もありそうだ。 -
- 2022.05.10
インドネシア人はどんなデザインが好き? AIが傾向分析 「人気パッケージ比較調査」の番外編2回目は、ブランド戦略を手がけるバニスター(東京・渋谷)と市場調査・マーケティングリサーチなどを展開するインテージ(東京・千代田)のサービスを取り上げる。両社は2021年9月から共同でAI(人工知能)とアンケートを用いてパッケージデザインの傾向を把握する調査サービスを提供している。特に海外市場に新規参入するときの商品開発に役立つという。 -
- 2022.05.09
キリンvsサントリー 糖質ゼロビール、消費者が好むパッケージは キリンビールの「キリン 一番搾り 糖質ゼロ」、サントリービールの「パーフェクトサントリービール」は、どちらも糖質ゼロで本格的なビールの味わいが楽しめる商品。新型コロナウイルス禍の健康志向とも相まって人気を博している。そんな糖質ゼロビールだが、「パーフェクトサントリービール」は2021年4月に発売したわずか9カ月後、22年1月に早くもリニューアルした。 -
- 2022.05.02
AIが1時間で1000個デザイン 業務コスト半減、驚異の新サービス 今回から「人気パッケージ比較調査」の番外編として、AI(人工知能)を活用したパッケージデザインの手法やサービスを5回に分けて紹介する。1回目はプラグ(東京・千代田)の「パッケージデザインAI」だ。デザインの評価だけでなく、2021年9月からはデザインの生成にもAIを利用。デザインの生成と評価を繰り返し、最適なデザイン案にするサービスに進化した。 -
- 2022.04.06
コロナ禍後のデザインは、拡大するチョコレート市場に学べ 今回は、市場が拡大しているチョコレートのパッケージデザインにおける最近のトレンドを観察しながら、「その原動力が何だったのか」を考えていきたい。コロナ禍にあって着実に成長を続けるカテゴリーのデザイントレンドを知ることは今後、幅広いマーケットで求められるデザインを推し量るうえでの参考となるはずだ。 -
- 2022.01.28
花王とライオン 新商品パッケージ比較、消費者はどちらを支持? 新型コロナウイルス禍で生活者の衛生意識が高まり、手洗いに関する意識が向上、手洗い回数も増えている。拡大中のハンドソープ市場で、存在感を示す花王「ビオレ」とライオン「キレイキレイ」の2つのブランドの新製品を取り上げ、それぞれのパッケージデザインを消費者に評価してもらった。 -
- 2021.12.27
パッケージ好感度ランキング 1位は明治のメルティーキッス パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグ(東京・千代田)は、2021年8~10月に発売された609商品のパッケージデザインに関する好意度調査を実施した。ここ数年、秋冬はとろける感のあるシズルを表現したデザインが上位を占めてきたが、21年のランキングは「上品」「優雅」「気品」を感じさせるデザインが上位を占めた。濃い色一辺倒ではなく、ブランドカラーやフレーバーの色を大切にしたデザインが目立つ。 -
- 2021.12.13
微アル対決アサヒvsサッポロ 飲酒経験ない人をつかんだビアリー アサヒビールは、酒の飲み方の多様性を提案する「スマートドリンキング(以下、スマドリ)」の考え方から、アルコール度数1%未満の商品を指す飲料として「微アルコール(以下、微アル)」という新しいカテゴリーを創出。その第1弾として投入したのが、アルコール分0.5%のビールテイスト飲料「アサヒ ビアリー」だ。 -
- 2021.11.08
パッケージデザインに重要な19のイメージ 上質感よりシンプル 生活日用品は、その名の通り私たちの生活に欠かせないエッセンシャルな商品カテゴリーである。必然的に機能性を前面に出したデザインも多い。しかし、近年はその傾向にも変化が見られる。例えば、自然由来の素材(オーガニック)の使用や環境負荷への配慮をパッケージでうたったデザインの商品が増えている。 -
- 2021.09.28
柔軟剤のパッケージ対決 ソフランとレノアが取った正反対の戦略 衣料用柔軟剤の消臭機能については、嫌な臭いを消す消臭・防臭に特化したタイプと、香りに特化した香りタイプ、さらに高価格帯のプレミアムタイプの3種類に分けられる。今回は、消臭・防臭に特化したライオンの柔軟剤「ソフラン プレミアム消臭 ウルトラゼロ」(A)と、P&Gジャパンの「レノア超消臭 1WEEK(ワンウィーク)」(B)のパッケージデザインを比較した。どちらが魅力的に映るのだろうか。 -
- 2021.08.31
ハーゲンダッツが1位 商品パッケージ番付から分かる消費者心理 パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグ(東京・千代田)は、2021年2~4月に発売された686商品のパッケージデザインに関する好意度調査を実施した。全体のランキングは、春らしく鮮やかなカラーをまとった商品が上位にくる傾向がみられた。ピンク、グリーン、イエローの台頭には、コロナ禍が消費者心理へ与えた影響もあるだろう。 -
- 2021.08.03
「やかんの麦茶」vs「健康ミネラルむぎ茶」 デザイン評価の軍配は 2010~19年までの10年間で容器入り麦茶市場の成長率は年平均16%増、21年は約1500億円の市場規模になるといわれている(富士経済調べ)。今回は、そんな麦茶市場に新規参入したコカ・コーラの「やかんの麦茶from一(はじめ)」と、麦茶市場で圧倒的なシェアを持つ伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」のパッケージデザインを比較した。 -
- 2021.07.12
食品パッケージ戦線に異状あり 情緒的デザインの波が来る? 日本国内におけるBtoC分野のEC(電子商取引)市場規模が右肩上がりに拡大し続けている。ECにおけるパッケージデザインの役割は、店頭での役割とは異なる。ECの市場拡大を受けて、食品のパッケージに情緒的デザインの大波が押し寄せるかもしれない。 -
- 2021.06.01
サントリーvsキリンの糖質ゼロビール デザイン勝負の軍配は? 新型コロナ禍による健康志向の高まりもあり、ビールでも「糖質ゼロ」が注目されている。2020年10月にキリンビールがビールカテゴリーでは日本初となる糖質ゼロのビールを発売し、話題を呼んだ。続いて21年4月、サントリービールも糖質ゼロのビールを発売。売り上げ好調の2商品だが、デザインはどちらが支持されているのか? -
- 2021.05.12
伊右衛門とハーゲンダッツ パッケージリニューアル成功の共通点 パッケージデザインは定期的にリニューアルを行うことで優位性を保つことができる。競合が変化し、デザイントレンドも変化していく中で、リニューアルを行わなかった場合は「気づいたら、本来目指すべき(競合との相対的なイメージの)ポジションから変わっていた」「古臭いと思われるようになっていた」ということに陥りがちだ。 -
- 2021.04.09
果汁グミvsピュレグミでレモン対決 大人向けのデザインに軍配 子供向けのおやつという印象だった「グミ」が、大人にも人気のおやつとして市場規模を拡大している。味や食感はもちろん、仕事中や外出中にも食べられる手軽さや、腹持ちの良さが評価されているようだ。今回の調査対象は、「大人果汁グミレモンピール」(A)と、「ピュレグミ レモン」(B)。 -
- 2021.03.19
伸びるスープ類 「クノール」と「じっくりコトコト」戦略の違い 新型コロナウイルス感染対策によって巣ごもり消費が定着し、内食需要の拡大が予想される。実際、パスタや即席麺、冷凍・冷蔵調理食品などさまざまなカテゴリーが売り上げを伸ばしているが、スープ・味噌汁もその1つだ。今回はスープ・味噌汁カテゴリーのパッケージデザインのトレンドを分析する。。 -
- 2021.01.28
檸檬堂vs寶のパッケージデザイン調査 家飲みにどっちを買う? 新型コロナウイルス感染症の影響で家飲みが増加し、缶チューハイ・カクテルなどを購入する人が増えている。日本コカ・コーラによると、酒類の総消費が縮小するなかで、缶チューハイをはじめとした低アルコール市場は過去10年以上毎年成長を続けているという。2021年は、コロナ禍による“巣ごもり”の影響でさらに伸びると考えられる。今回の調査対象は、寶「極上レモンサワー」<すっきり定番レモン>(A)と、「檸檬堂 定番レモン」(B)。 -
- 2021.01.06
コロナ禍の新商品パッケージ調査 カラートレンドは「くすみ系」 パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグは、2020年8~10月に発売された647商品のパッケージデザインに関する好意度調査を実施した(調査時期は20年10月30日~11月9日)。トップ3は30年以上の歴史を誇るロングセラーブランドの商品となった。ここにも新型コロナウイルス感染症の影響が垣間見える。 -
- 2020.12.01
キリンvsサントリー 注目のほうじ茶飲料のデザインの軍配は? 今回の調査対象は、飲料業界で注目度が増しているペットボトルのほうじ茶。キリンビバレッジの「キリン 生茶 ほうじ煎茶」(A)と、サントリー食品インターナショナルのサントリー緑茶「伊右衛門 焙じ茶〈秋の味わい〉」(B)を取り上げ、どちらのパッケージデザインが魅力的かを聞いた。 -
- 2020.11.05
カレーやパスタ分野で「青の洞窟」のパッケージ人気がすごい! パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグは、2020年2~4月に発売された592商品のパッケージデザインに関する好意度調査を実施した。カレールーやレトルトカレー、パスターソースなど「常温食品」カテゴリーで女性に圧倒的な人気を誇ったのが、「青の洞窟」ブランドだ。 -
- 2020.10.02
マルハニチロと日清食品の担々麵 買いたいパッケージはどっち? 単独世帯の増加や個食ニーズの高まりにより、冷凍食品の需要が増加している。なかでも、パスタやラーメンなどの冷凍麺類は人気が高い。今回は調査対象として、1人用の冷凍麺「WILDish(ワイルディッシュ) 汁なし担々麺」(A)と、「冷凍 日清中華 汁なし担々麺 大盛り」(B)を取り上げた。 -
- 2020.08.31
カルピスが4商品もランクイン パッケージデザイン好意度調査 パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグは、2020年2~4月に発売された592商品のパッケージデザインに関する好意度調査を実施した。上位20商品の中に、カルピスブランドが4商品もランクイン。カルピスらしさをしっかりと継承したデザインが高い評価を獲得した。 -
- 2020.07.30
お酢ドリンクは「フルーティス」に軍配 人気パッケージ比較調査 健康に良いというさまざまな研究結果が出されているお酢。そんなお酢をおいしく、かつ手軽に飲めるお酢ドリンクが人気だ。今回の調査対象は、夏に向けて需要が伸びそうな4倍希釈タイプのお酢ドリンク。 -
- 2020.06.25
1位はキユーピーマヨネーズ 安心するパッケージデザイントップ10 新型コロナウイルスの感染症拡大は人々の意識に大きな影響を及ぼした。これからのパッケージデザインには、どのようなものが求められるだろうか。パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを手掛けるプラグが過去5年間に実施したパッケージデザインに関する好意度調査から傾向を分析した。 -
- 2020.05.28
どっちが買いたくなる? 高たんぱく食品のパッケージ比較 健康志向の高まりを受けて、たんぱく質(プロテイン)を摂取する人が増えてきた。各食品メーカーもたんぱく質を多く含む商品を続々と発売している。特に、日常的に摂取しやすいヨーグルトは人気だ。今回は高たんぱく質のヨーグルトのパッケージを比較した。 -
- 2020.04.02
「一番搾り」らしさを守りつつ表現した春限定が人気 春の訪れが近づくにつれて、スーパーやコンビニに「春限定」をうたう商品が並び始める。桜やピンクの華やかなデザインに引かれ、つい手に取ってしまう人も多いだろう。今回はこの春に季節限定で発売されたビールの缶を検証した。 -
- 2020.03.17
パッケージデザインは「濃厚さ」から「とろける」へと移行 パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを手掛けるプラグは、2019年8~10月に発売された610商品のパッケージデザインに関する好意度調査を実施した。表現のトレンドは、これまでの「濃厚さ」から「とろける」へと移りつつあり、情緒的な魅力を訴求するデザインが人気を集めた。 -
- 2020.02.06
キスマークはNG 花王とサンスター、女性向けマウスウォッシュ 人気商品のパッケージデザインを調査する本連載。今回はマウスウォッシュ。口臭を気にする人は多く、高機能・高価格のオーラルケア用品の売り場は拡大傾向にある。そのなかで、女性向けにデザインした2つの商品を調査した。 -
- 2020.01.10
“マンネリ”デザインから抜け出すには マーケティングリサーチやパッケージデザインを手掛けるプラグがこれまでに実施したパッケージデザインに関する好意度調査の結果を用いて、ここ数年の食品パッケージにおける表現の方向性を、3つに整理した。 -
- 2019.12.23
コカ・コーラのエナジードリンク 8割が支持した理由は? 人気商品のパッケージデザインを調査する本連載。疲労回復や大切な仕事の前に気力を高める目的などで飲まれるエナジードリンク。メーカー各社が参入し、市場が拡大傾向にある。今回はエナジードリンクのパッケージを検証した。 -
- 2019.12.16
キャッチコピーの効果検証 「限定」表記で購買意欲は高まるか? 「限定商品!」と言われると人はついつい買いたくなるもの。では、パッケージに表記された「限定」の文字には、どの程度の訴求効果があるのか。プラグが実施したパッケージデザインの好意度調査のデータから検証した。 -
- 2019.10.01
ゼリー飲料のパッケージ比較 7割の人が支持したのはどっち? 人気商品のパッケージデザインを調査する本連載。スーパーやコンビニ、薬局などでさまざまなメーカーのゼリー飲料を見かけることが増えてきた。栄養を手軽に補給できるゼリー飲料のパッケージを検証した。 -
- 2019.09.04
2019年春の人気パッケージ 男性の好みに“女性化”の波 パッケージデザイン開発とマーケティングリサーチを行うプラグは、2019年2~4月に発売された639商品のパッケージデザインに関する好意度調査を実施。上位3商品は、カテゴリーの平均好意度が常にトップクラスを誇るアイスカテゴリーが独占した。 -
- 2019.08.27
買いたいのはどっちの青汁? 20代男性はリアルな葉っぱが嫌い 人気商品のパッケージデザインを調査する本連載。「健康に良いが、苦くて飲みにくい」といった印象の青汁。最近は、食生活の改善やダイエット、むくみ防止などの効果を期待して飲む人が増えているという。そんな青汁のパッケージを検証した。 -
- 2019.07.02
AIでカップ麺のパッケージデザインを評価してみた 人気商品のパッケージデザインを調査する本連載。今回は、デザインを評価するAIを使い、カップ麺のパッケージを検証した。見えてきたのは、「日清のどん兵衛」など定番商品を有する日清食品パッケージデザインの安定感だ。 -
- 2019.04.25
サッポロのチューハイ「99.99」 鮮やかなカラーで8800万本販売 急拡大するRTD市場。中でも高アルコールのストロング系チューハイは、「安く速く酔える」ことが支持されて2桁成長を続けている。同カテゴリーでシェアトップの「‐196℃ストロングゼロ」と斬新なデザインで注目される「99.99」を比較。99.99が支持率で大きな差を付けた。 -
- 2019.04.10
アイスのパッケージデザイン評価 総合力で森永がトップ マーケティングリサーチやパッケージデザインを手掛けるプラグが実施する、パッケージデザイン好意度調査。菓子や調味料など各カテゴリーの中で、好意度が毎年1位になるのが「アイス」カテゴリーだ。アイスのパッケージデザインを分析し、人気の秘密を探った。 -
- 2019.04.09
花王が総力を結集したボタニカルデザイン 彩りとやすらぎを訴求 前回に続き柔軟剤入り洗剤「ニュービーズ」と「ボールド」のパッケージデザインに対する印象をアンケートで調査を紹介。多くの支持を得た「ニュービーズ」のボタニカルデザインは、花王が総力を結集し、ターゲットの価値観の変化に応えた結果だった。