食品・飲料業界は、昨年の消費増税前の駆け込み需要による反動減を防ぐため、メーカーが主力ブランドに力を注ぐ傾向が一層強まった。そのため、上半期は新機軸の商品が少ないが、そんななかでトップに立ったのは、コンビニで“一人勝ち”状態のセブン-イレブン・ジャパンが仕掛けた「コンビニドーナツ」だ。14年10月末から導入を始め、4月末時点で約5700店に導入。東京エリアでは、1店当たり平均日販が約120個に上る。ローソンやファミリーマートもドーナツを本格展開。コンビニコーヒーのように、専門チェーンを巻き込んだ“ドーナツ戦争”に発展しそうだ。
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