「きちんとデジタルマーケティングをすることで、定価販売のメーカー直販でも売れる実感を持てた」。こんな手応えを口にするのは、食器メーカーの鳴海製陶(名古屋市緑区)のマーケティング部門e-NARUMI.comお客様コミュニケーションセンターの小松孝治グループ長だ。同社は、5月の母の日のキャンペーンに合わせてデジタルマーケティングを実施。直販したキャンペーン対象商品のマグカップの販売数が、昨年より2.5倍増えた。メーカーが直販を手がける場合、既存流通への配慮から、定価販売するケースが多い。ただ、既存流通で販売している商品を、わざわざメーカーから定価で購入する人は、そう多くはないだろう。