小腹が空いてきた夕刻、仕事への集中力も切れてニュース系サイトを見ていたら、ラーメン店「一風堂」の季節限定商品の広告が目に入ってきた。「久しぶりに行ってみようか」と広告をクリックして店を探し、クーポンを手に足を運ぶ…。近頃、こんな光景が都心のオフィスを中心に増えたようだ。一風堂を国内外に展開する力の源カンパニーは昨夏以降、インターネット広告の本格活用を始めた。オフライン媒体を含め、販促らしい販促をせず、豚骨ベースのラーメンの味で勝負を続けてきた同社だが、顧客層やニーズの多様化など事業環境の変化を受けてマーケティングに力を入れ始めた。それもいきなり、デジタルマーケティングの最先端の世界へ飛び込んだ。