オペラ座の怪人は10月29日、1988年の初公演から総来場者数が600万人に達した。大阪で公演中のライオンキングは、半年先までチケットはほぼ完売状態と、華やかな話題には事欠かない。ただ、会社の業績となると芳しいとは言い切れず、売上高の減少という課題に直面している。危機感を覚えた運営会社の四季が急ピッチで強化を進めているのが、CRM(顧客関係管理)の強化だ。従来からある会員組織「四季の会」は、会報誌の送付などリアルでの特典だけ。これをベースに「Shiki.jp」という会員サイトを立ち上げ、チケットのデジタル化によりキャンセル待ちを容易にするなど、会員向けの機能を次々に開発して、利便性を高めている。サイトの会員は、1年間で複数回来場するなど成果も現れ始めている。