資生堂にとって、既存販路にメスを入れる必要性を痛感するのも当然だった。一般消費者が化粧品を買うチャネルが大きく変化してきていたからだ。調査会社の富士経済によれば、化粧品の「通信販売」市場はこの5年間で26%増加した。結果、化粧品の販売チャネルでドラッグストアに次ぐ規模にまで成長している。一方、資生堂の販売チャネルの主力だった「化粧品店・薬局・薬店」「百貨店」の売り上げは、ともに5年で約20%落ち込んだ。