4月21日、ついに資生堂の直販サイトが動き出す。構想から実現までには、実に3年という歳月を要した。無理もない。化粧品業界ナンバーワンの地歩を固め、資生堂が資生堂たる所以は、その強力な販路に求めることができる。ネットを使った直販とは既存店舗網の中抜きに等しい。店舗が身構える様子は、昨年11月16日のある出来事に象徴される。神戸市内のホテルで開催された、全国6400超の化粧品小売り店オーナーが参加する「全国化粧品小売協同組合連合会」総会で示された24年度事業計画書の「活動方針」は、こんな文言で埋め尽くされていた。