この6月にEC(電子商取引)事業に参入したダイキン工業。同時期に、コミュニティサイト「ダイキンの考えるお店 Community」も開設し、顧客と直接の対話を始めた。家電量販店など既存販路への遠慮もあって、家電などを扱うメーカーは自社ECには二の足を踏む。それでもダイキンが踏み切ったのは、「消費者の声ではなく購入者の声」を直に聞き、買い換え時には再びダイキンを指名買いする顧客を囲うため。ブロガーによる100点満点コメントとの決別でもある。メーカー本来の在るべき姿へと同社の背中を押したのは、2つのエアコン用リモコンの開発だった。