本誌が6月号で報じた、トヨタ自動車が自社開発中のプライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)の詳細が明らかになった。DMPにWebサイトのアクセスデータなど、社内外の膨大なデータを集約。データを分析することで自社サイトでのレコメンデーションの精緻化や、複数のDSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)と連携させてディスプレイ広告の効果測定、出稿の最適化などに活用していく。こうした点は一般的なDMPと同様だが、このDMPにはユニークな特徴があるという。それはWebサイトに表示するコンテンツの出し分けや、パーソナライズしたメールやスマートフォンアプリへのプッシュ通知などを、事前に設定したシナリオに基づいて自動的に実行できる「マーケティングオートメーション」(MA)機能も持たせることだ。
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