「クライアントの課題をどう解決するか。その解決のプロセスにデザイナーの個性は自然とにじみ出てくると思う」。こう話すのは、博報堂のアートディレクター、小杉幸一氏だ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業後、博報堂に入社。4年ほどデザイナーとして修業を積み、2007年からアートディレクターとして数々の広告キャンペーンを手がけている。一見すると順風満帆なデザイナー人生だが、「アートディレクターになってから自分らしさを無理やりつくろうとして、空回りしていた時期がある」と小杉氏は言う。

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