米P&Gは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の投稿など非構造化データをマーケティングに活用している。商品の価格や使い心地、機能などのバランスが消費者にどのように受け止められているのかを心理動向(センチメント)として調査・分析し、マーケティング活動に組み込んでいる。

 米P&Gは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の投稿など非構造化データをマーケティングに活用している。商品の価格や使い心地、機能などのバランスが消費者にどのように受け止められているのかを心理動向(センチメント)として調査・分析し、マーケティング活動に組み込んでいる。

 SNSの非構造化データのセンチメント分析だけでなく、社内の販売データ、製造/在庫管理データ、販売店のPOSデータや市場シェアなどの構造化データを組み合わせた分析も強化している。このため、全社横断でデータを共有・活用したり、結果に基づいた判断をできるように組織体制を構築した。

 大量データを処理するIT基盤にはオープンソースの分散処理ソフト「Hadoop」を活用。BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトなどの分析ソフトは、米ティブコソフトウェア、米ベリックス・ビジネス・インテリジェンス(Verix Business Intelligence)、米フラクタルアナリティクス(Fractal Analytics)の製品などを組み合わせて利用している。

 分析結果をもとに販売パートナーも巻き込んだ対策を実行し、年間2億ドル(約200億円)以上の在庫を削減している。

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