米スターバックスは2012年、決済サービスの米スクエアに出資し全米7000店舗への対応機器の導入を始めた。顧客がiPhoneやAndroidスマートフォンを携帯しているだけで、レジでのモバイル決済が可能になる。

 米スターバックスは2012年、決済サービスの米スクエアに出資し全米7000店舗への対応機器の導入を始めた。顧客がiPhoneやAndroidスマートフォンを携帯しているだけで、レジでのモバイル決済が可能になる。

 顧客がスクエアのアプリをダウンロードしておき属性と顔写真を登録。スクエアに対応した店舗のレジに行くと、無線で顔写真などの情報を送信。店員がレジの端末に表示された顔写真と、本人を見比べて決済を完了する。

 米国では日本の「おサイフケータイ」のような非接触ICカードの決済インフラが普及していない。スクエアはそうした点に目を付けて米ツイッターの創業者の1人が立ち上げたベンチャー企業である。スターバックスにとっては、個別の顧客の行動のデータを得て、分析できるようになる。

 スターバックスは2013年4月、各種データを統合的に分析するDWH(データウエアハウス)のシステムを刷新したことを公表した。販売、マーケティング、セールス、POS(販売時点情報管理)、顧客対応、SCM(サプライチェーン管理)まで扱う。今後、スクエアの仕組みなどで“個客”の分析が増加するのに備える狙いがあると見られる。

 70テラバイトの容量のデータを20テラバイトに圧縮する技術を採用し、ストレージへの投資を抑制している。

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