ホンダと埼玉県は、交通事故が多発している場所、ドライバーや住民が危険だと感じている場所などを地図上に掲載して交通安全に生かす「SAFETY MAP」を2013年3月に始めた。PCとスマートフォンで閲覧が可能で、ホンダは、埼玉県以外の地域にも同サービスを拡大していくことを検討している。

 ホンダと埼玉県は、交通事故が多発している場所、ドライバーや住民が危険だと感じている場所などを地図上に掲載して交通安全に生かす「SAFETY MAP」を2013年3月に始めた。PCとスマートフォンで閲覧が可能で、ホンダは、埼玉県以外の地域にも同サービスを拡大していくことを検討している。

 自動車会社、警察、住民の3者が情報を提供することで、事故の発生確率が高い場所を一目で分かるようにした。

実際の走行データを匿名化し活用

 ホンダが交通情報サービス「インターナビ」で収集したデータに、埼玉県警察本部の保有する実際に発生した交通事故の情報などを掛け合わせて地図上にマッシュアップして表示する。

 インターナビは自動車の走行情報を常時接続のインターネットサービスでセンター側に送信しており、ドライバーが急ブレーキを踏んだ場所の情報を匿名化して収集している。例えば、急ブレーキのマークが複数ある場所は、特に注意が必要であることが分かる。

 埼玉県警の情報は、自動車、自転車、歩行者、それぞれどの種類の事故が多いのかを提供している。これに加えて住民自身が危険と感じた場所を地図上に登録することで、情報の拡充を図っているのが特徴だ。例えば「歩行者の飛び出しが多い」「見通しが悪い」「車がスピードを出しやすい」といった口コミを地図上に追加する。