アシックスはランニングシューズのカスタムオーダーシステム「iO-SYSTEM(アイオーシステム)」をリニューアルし、2010年10月からランニング専門店など約30店に展開を始めた。同システムは、店頭に設置した3次元足形計測機とパソコンを使って顧客の足の形をデータ化し、最適な靴型を自動的に割り出すもの。その結果からソールのタイプやデザインを選び、シューズを作る。ランニングブームを商機と捉え、「自分だけのこだわりシューズ」を作りたいという顧客ニーズを取り込む狙い。

 アシックスはランニングシューズのカスタムオーダーシステム「iO-SYSTEM(アイオーシステム)」をリニューアルし、2010年10月からランニング専門店など約30店に展開を始めた。同システムは、店頭に設置した3次元足形計測機とパソコンを使って顧客の足の形をデータ化し、最適な靴型を自動的に割り出すもの。その結果からソールのタイプやデザインを選び、シューズを作る。ランニングブームを商機と捉え、「自分だけのこだわりシューズ」を作りたいという顧客ニーズを取り込む狙い。

 3次元足形計測機には、アイウェアラボラトリーと共同開発した「INFOOT」を用いる。足長や甲の高さ、かかとの傾斜角度を立体的に計測し、幅広や幅狭などの靴型を選択。そのうえで左右の足のサイズに合ったシューズを選び、ソールやデザインをカスタマイズする。計測結果はアイウェアラボラトリーが手掛ける足形データの管理サービス「iTouch情報サービス」に登録する。顧客は計測時に取得した自身の足形IDを使い、自宅からインターネット経由で自分の足形を確認できる。

 iTouch情報サービスに蓄積している足形データは、実はランニング専門店で測定したものばかりではない。INFOOTを導入している整形外科医院などからも集まる。蓄積された足形データの数は約6万人分に上る。アシックスはこうして蓄積した足型データを分析することで、年代ごとに少しずつ異なることがある足型の傾向を捉えるなどして、新商品の開発に役立てている。

この記事をいいね!する