損害保険ジャパンは2013年夏、走行距離に応じて保険料が変動する個人向け自動車保険「ドラログ」の提供を始める。自動車に移動体通信システムを搭載し、情報を送受信するテレマティクスの技術を利用して走行データを取得。保険料の計算だけでなく、ドライバーに普段の走行状況をフィードバックすることで安全運転の意識向上によるサービスの差異化も狙う。

 自動車の走行データを分析し、保険料の算出に反映させた特約と、盗難時に追跡するサービス費用を負担する盗難時対策費用特約(上限15万円)で構成。2013年7月1日以降の保険責任開始契約から販売を開始する。 保険料は約10%の範囲で変動

 走行距離のデータはテレマティクスを通じて損保ジャパン側のサーバーに蓄積されて、翌年の保険料を自動で算出する。走行情報反映型の保険料は、現行商品の保険料と比較し約10%の範囲で変動する。

 またドラログは、契約の自動車から受領した走行データの概要を、Web上で閲覧できるサービスも付帯している。契約者専用のWebページにログインすると、急減速や急加速、連続運転といった指摘から環境配慮や安全運転の診断結果が点数化され、契約者間でランキングされる。運転者が専用Webページを定期的に確認することで、安全運転の意識が向上することを目的としている。

 盗難された自動車の位置をGPS(全地球測位システム)データなどから特定できた場合、綜合警備保障の警備員を派遣して自動車を保全し、別途派遣するレッカー業者と連携のうえ、契約者の元に自動車を搬送する。

 当初は「日産リーフ」など、同サービスを提供するためのテレマティクス機能を搭載した電気自動車ユーザー向けにサービスを展開する。

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