多様な人材を活用したり、逆転の発想で取り組んだり、生活者の視点を重視したりすることで、今までにない新しい市場の開拓に成功している企業は少なくありません。実際に新しい発想で商品やサービスを開発した多くの企業の事例を改めて紹介します。(※「ビジネスのアイデアがどんどん出てくる本」 2017年5月発行の記事を再構成)

介護事業を展開するパナソニック エイジフリーは2017年1月、離床アシストロボット「リショーネPlus」を発売した。これは要介護度の高い高齢者向けに開発した、車椅子にもなる電動の介護ベッドだ。ロボット技術を応用しており、ベッドの半分が分離して、そのまま車椅子に変形する。このため要介護者を持ち上げずに済み、介護者が1人だけでも車椅子に移乗させることができる。これまではベッドから車椅子に移乗させるだけでも、人手がかかっていた。寝たきりになりがちな高齢者の離床の促進にもつながると期待されている。

ここで学ぶポイント
  1. 介護ロボットの開発から生まれた
  2. 普段のベッドや車椅子をロボット化
  3. 既存の技術をベースに新しいコンセプトに