※「マーケティング基礎読本増補改訂版」(2017年5月28日発行)の記事を再構成

マーケティング戦略の最初に取り組むのが、現状を把握するための「環境分析」だ。「PEST分析」「5F分析」「3C分析」「SWOT分析」など、膨大な情報を網羅的に整理するために、フレームワークを活用することが多い。

 「あるサービスを市場に根付かせたい」「ある商品の売り上げを2倍にしたい」といった課題に対して、その商品・サービスの「現状」と「目標」の間に存在するギャップを埋めるための打ち手を、マーケティング戦略と呼ぶ。戦略立案に当たって最初に行うことになるのが「環境分析」である。

 企業の活動は、政治や経済の動向、競合他社の動き、顧客のニーズの変化など多種多様な要素から影響を受けている。そうした企業を取り巻く環境要因をさまざまな観点から分析することで、現状の姿を的確に把握し、そこから目標に至るために着目すべき市場のチャンスや課題をあぶり出し、大きな戦略の方向性を描くこと、これこそが環境分析の目的である。

環境分析=マーケティング立案のファーストステップ

図1 マーケティング戦略における環境分析の位置付け
図1 マーケティング戦略における環境分析の位置付け
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